米国株を始めた理由として、高配当目的で始めた人も多いと思います。
そして、高配当ETFで日本でよく知られているのは、次の3つです。
1 Vanguard High Dividend Yield Index Fund ETF Shares (VYM)
2 iShares Core High Dividend ETF (HDV)
3 SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF (SPYD)
米国株投資をしている人なら言わずもがなの高配当ETFですね。
配当と株価をそれぞれ見てみましょう。
【配当】20.11.8現在 Yahoofinance
VYM3.62% HDV4.4% SPYD5.56%
配当が一番高いのは、SPYD。
【株価】
年初来チャート

一番戻りが良いのはVYMですね。次にHDV。そしてSPYD。
SPYDについては、過去記事にしていますので、ここでの記載は割愛。
VYMがHDVよりも株価の戻しが良い理由は構成銘柄とセクター比率によるものですね。
(VYM)
構成銘柄数413
トップ10

(HDV)
構成銘柄数74
トップ10

セクター比率
(VYM)

HDV

エネルギーセクターの不調は続いていますから、足を引っ張っているのは、これですね。
配当が高いと言うことは、株価の伸びが望めないことの証左です。
配当イノチ。株価が下落しようが、低迷しようが、株式市場から退場しないで居られる方であれば、HDVやSPYDで良いのでしょう。
配当を期待しつつも、株価の伸びもないと株式市場に居られないの方は、VYMになるんでしょうね。
銘柄数も多く、分散が効いているのは保有するのに安心感があります。
なので、個人的にはVYM一択。
以前、私はVYMを保有していましたが、構成銘柄と株価の伸びが腑に落ちたので、保有することにストレスはあまり感じませんでした。逆にSPYDは株価下落と軟調に握力がすぐ尽きてしまいました。
VYMで配当金を多くしたいのであれば、資金力が必要になる。難点とすればこれですね。
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