不動産会社のHPに自宅の売却を掲載してから1月が過ぎた頃、
新たに2組の御家族からの内覧希望があった。
内覧に慣れた
自宅を売るために内覧していただく。
最初は少し緊張したけども、2回もやると慣れてしまう。
内覧家族からの質問する内容もだいたい決まっているし。
新たに入った2組の内覧希望の家族
2組の内覧を1日で済ませることとした。
午前に1組目。午後に2組目。
午前の御家族は私の自宅近くの賃貸に住んでいて、通勤で私の自宅前を毎日通っていたとのこと。
離婚による売却を不動産会社から説明を受けていたらしく、売却理由は聞かれなかった。
2組目の内覧家族で事件が勃発
1組目の内覧を終えて、2組目の内覧を待つことにした。
時間となり、自宅のインターホンが鳴動。
内覧家族を迎え入れようと、自宅の玄関扉を開け、whiteが内覧家族に挨拶しようとすると、
そこに居た家族は、
「高校の後輩家族」
「ガーーーー――――――――――ン」
(高校後輩家族)
「ホ、ホ、whiteさん、、、、、、、、、、、、、、、」
(white)
「あらっ、久しぶりだね。実は私の自宅なんだよ、、、、、、、、、、、事情があってね、、、、、、、、売りにだしているんだよ、、、、、」
会話終了。
チーン。

世の中は狭い。まさか高校の後輩が登場するとは思わなかった。
その後、高校後輩家族の内覧が厳かに執り行われ、気まずい雰囲気のなか終了。
当然、高校後輩家族はwhite自宅購入を見送るとの連絡が後日入った。
そりゃそうだ。高校の先輩が住んでいた物件。買うわけがない。
私の自宅はしばらくは売れないのだろうか。
そんなことを思いながら悶々とした毎日を送っていたところに、不動産会社から連絡が入った。
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