挨拶対象は御近所4軒。
老夫婦宅2軒。私と同世代家族宅2軒。
初戦の1軒目は老夫婦宅にお引越し挨拶を敢行した。
切れ味抜群お婆さん
この老夫婦宅は長年この地域に住んでいるらしく、地域のことで知らないことはなかった。
子供も育て上げ、夫婦二人で生活をしていた。
お爺さんは温和な感じであまり地域のことには顔を出すようなことはしなかったが、お婆さんが地域のことに積極的。そしてお話好き。別居前はいつも気さく私にも声を掛けてくれていた。
でも、私が家族で自宅に住むことができていた期間は1年。交流できる期間はとても短かった。
私が別居となってしばらくすると、
誰にも別居のことを話せずにいた私に、このお婆さんは私の自宅まで来て、「奥さんはどこに行ったのか?」と単刀直入に、切れ味抜群に、斬り込んできた人だ。
当時のブログ↓
あえて初戦に強敵を選ぶ
このお婆さんにお引越しの挨拶にいけば、再び斬り込まれることは目に見えていた。
4軒中で一番覚悟をもって向かうべき御近所さんだ。
あいさつ回りの最後に切れ味抜群お婆さんにするよりは、最初からお婆さんに向かっていったほうがいい。
最後の最後に、大きな山を迎えるより、最初から大きな山を越えていった方が気持ちが楽だ。
今度は優しく斬り込まれる
老夫婦宅のインターホンを押し、やはり出てきたのは、お婆さん。
引っ越しする旨を説明し、気を遣わせてしまっことをお詫びをしたところ、
お婆さんは、「あなたはまだ若いんだから、再婚して、まだここに住めばいいのに。」と、優しく切り込んできてくれた。
私からは、「結婚はもう懲り懲り。独りで生きていきます。」と返し、お世話になったことについて改めて深謝した。
このお婆さんは、私が引っ越し当日も私のところまで来て、挨拶をしてくれた。
お婆さんは、私のことを見かねていたのかもしれないが、一番気に掛けていた初戦が終わり、次の御近所さん宅へ向かうことにした。
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