日本でいう普通の人生。
学校を卒業し、就職し、結婚し、子供を授かり、家を建て、退職し、老後を迎える。
これから外れると、「あっ、そうなんだね、、」みたいな雰囲気が間々出されることがある。
日本はみんな一緒
日本は画一的。
上記の生き方が普通。
私もそう教えられた。
加えて私は就職氷河期世代。安定が一番。サラリーマンが一番。公務員やNTTなどの安定抜群な就職先が爆発的な人気となっていた。
安定的な職場は競争倍率は異常に高かったが、私は幸いにも何とか就職できていた。
当時就職できなかった人は、日本のいわゆる普通から外れたように見られていて、疎外感を感じている友人もいて、非正規雇用を続けていた友人は、「仕事は何しているの?」と言う問いかけが一番つらいと漏らしていた。
当時はそんなこと気にしなくていいのに。と思っていたが、
その辛さは、私も離婚により、味わうことになる。
40歳を過ぎて、「独身です。」と言えば、驚かれるし、
「実は結婚してましたが、離婚しました。」と言えば、ドン引きされるし、
「子供とはほとんど会えていません。」なんて言えば、その場は凍り付くし。
散々なものです。
レールから外れた感は大きい。
結婚という形でもなくていいと思うようになった
結婚すれば籍を一緒することになる。これが普通。また、これを否定するわけではないですが。
籍を一緒にすることもいいんだろうけど、別に籍を一緒にしない形でもいいんじゃないかなと思うようになった。
籍を入れない選択肢があっていいと思う。
でも籍を一緒にしなければ、「あれっ?」的な感じになってしまう。
離婚して感じていることは、もっと生き方の多様性があっていい。そう思うことが多くなった。
TBS久保田智子さん。「縁あって母になりました。」
日本で言う普通といわれる、こうあるべきといわれる生き方でなくてもいいんじゃないの。
そう思わせてくれるような人ですね。
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