今思えば
私の奥さんは月1度は他県にある実家に帰っていました。
結婚する前から、これをしており、奥さん自身も「実家大好き!」と公言していました。
当時の私は、身内が仲が良いと言うのは、とても良いこと。そのくらいにしか思っていませんでした。
義母が絶対的な存在
奥さん宅はいわゆるカカア天下。そして義母が絶対的な存在。
義父は一家の稼ぎ頭。でも義父が言う意見は、義母に否定されているところをよく見かけた。
義父はとても優しい人。そして私と同性なものだから、話も合うわけです。
当時は、「なんでこんなにも、温和で、優しくて、仕事熱心で、稼ぎ頭の義父が、こんなぞんざいに扱われるのだろう?」と、疑問に思ったんですね。
同居期間中も義母の存在は大きい
結婚し、同居が始まると、定例で実家に帰ることはもとより、結婚観についても義母の影響が大きいと感じることが多かった。
「自宅を新築して家族で住む。これが家族である。中古住宅は❌。賃貸も❌。」
「車はワンボックスカー1台。軽自動車1台。中古車❌。新車のみ。」
その他でも、生活する上で、義母の意見を誠実に行うのが私の奥さんでした。
家裁でも義母の存在が絶対的
実子誘拐後、家裁でも義母の存在は絶大でした。
奥さんは、子供を子供を父親に会わせない理由を、こうも主張していました。
「義母から、離婚が成立するまでは、父親に子供を会わせないように言われている。」
「義母から、婚姻費用、養育費、財産分与が決まらない限りは、父親に会わせないように言われている。」
「面会交流の受け渡しは義母が行っている。義母が2月1度3時間が限度と言われている。だから、2月1度3時間の面会交流が限界である。」
など、調停の場で、義母の名前を連発していたんです。
私から見た奥さん
私から見た奥さんは、「自分の意思や考えは持ち合わせていない」「義母と言う存在から自立できていない」そんな感じでした。
自分の親の意見を聞く、尊重する。これは悪いことではありません。
ただし、あまりにも依存しすぎるのはよくないですね。
ましてや、親となり、子供を育てることになれば、親が確固たる自分を持ち合わせておくことが必要であると私は思います。
想像通り、実子誘拐には、奥さんが義母に相談し実行。実行に当たっては、義母の指南で、親類が加担したようです。
司令官は義母。そして奥さんは実家依存症だろう、今でもそう思っています。
ちなみに義父は、実子誘拐を実行することを全く分からなかったらしく、実子誘拐当日の夜、義父が仕事から自宅に帰ったときに気づいたそうです。
どこまで本当かは分かりませんが。
実子誘拐には、配偶者とその親族が密接に関わっています。
せめても配偶者の親族が実子誘拐という手段を止めるような存在でないと、現在の日本において実子誘拐は減らない。なぜなら、実子誘拐は一人の親だけでできることではないと思うからです。
もちろん、弁護士や相談機関の連れ去り指南は論外です。
法整備はまだまだ先。
となると自力救済の道しかないわけですから、結婚する前に、日本の実子誘拐容認という現実を認識した上で、相手方親族をよくと拝見しておくこと。
そして、結婚に際し、両家に中立的に居れる仲人の存在がいると、いざ危機に直面した時に、仲裁してもらえるかもしれません。
離婚に際して、家裁でしか話し合いの場がない。
この状況は、日本で結婚するリスクとして、とてつもなく、ヤバく、避けないといけないですね。
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