係争の状況
平成25年12月に奥さんとその親族に子供を誘拐されてから、弁護士をつけて係争しました。
私が経験した調停等は次のとおりです。
- 離婚調停(離婚、親権、婚姻費用)👉婚姻費用以外は不調
- 面会交流調停(前記の離婚調停中に提起)👉離婚調停不調に伴い取り下げ
- 面会交流調停(子供に会わせなくなったので提起)
- 離婚訴訟(前記の面交調停提起したら奥さんすぐに訴訟を提起)👉面交調停と合わせ和解離婚成立
- 財産分与調停(前記の離婚訴訟では財産分与は抜きの合意。和解離婚後、奥さんすぐに提起)
結構フルコース的な感じです。
要した弁護士費用
掛かった費用全てを記録はしていなかったので、だいたいの金額にはなりますが、概ね次のとおりだったと記憶しています。
- 離婚調停着手金 約25万円
- 面会交流調停着手金 約10万円
- 面会交流調停着手金 約20万円
- 離婚訴訟着手金 約15万円
- 財産分与調停 約10万円
- 日当 約20万円(他県裁判所への弁護士出張費用)
計 約80万円ですね。
感覚的にはもう少し費用が掛かったように思いますが、100万円までは掛からなかったと思います。
弁護士も調停から継続して訴訟を依頼すると割引があったりしました。
日当の負担も大きかったですね。奥さんは他県にいるので、弁護士が他県の裁判所に行けば、その都度日当を支払ってました。
実際には日当はもう少し掛かっていたかもしれません。
訴訟は概ね弁護士が裁判所までは行かずに、書面提出と電話でやっていましたが、調停は出席が必須なので、結構かかりましたね。
面会交流調停は私自身粘り続けたので、長期に渡りました。
子供と会うことは、当時はお金がどのくらい掛かろうと構わないとまで思っていました。
経験して思うこと
上記の係争期間は4年半くらいを要しました。
粘り続けた理由は子供との面会頻度を少しでも多くするためです。
結果としては、奥さん主張の2月1度3時間から1月1度7時間に拡大することでした。
年間の面会時間数からすれば、5倍近い面会時間に拡大できたものの、いわゆる裁判所の面会交流相場に持ち込むことが精一杯でした。
そうだとすると、面会交流以外の項目は応じて、それ以外の項目は早めに終わらせておいても良かったかもしれないと今は思っています。
相手方もいるわけですから、自分の思うようにはいきませんし、加えて実子誘拐されて、裁判所に持ち込まれてしまうと、何ともなりません。不利どころのレベルではありません。結論ありきで進行されてしまいます。
何から何まで、理解できないことばかりですが、今思えば、面会交流以外は応じて、面会交流1点注力。
面会交流には実績や評判が良い弁護士を立てて調停を行う。面会交流に実績や評判の良い弁護士の調停の進め方や主張書面の作り方を学んで、2度目の面会交流調停以降は自分でやってみる。
そして面会交流実績を積んでいく。
自分にはこれだったのかもしれない。
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