奥さんに子供と家具家財、預貯金通帳などを持ち去れてから、
1人で自宅で過ごしてみると、あることに気づきました。
奥さんは自宅のカギも持ってている。
仕事中などで不在のときに、もしかしたら、また自宅に来て、何かを持ち去っていくかもしれない。
そんな不安を感じ始めました。
奥さんは私の不在になる時間は容易に想像がつくでしょうし、その想像の確度は残念ながら非常に高い。
奥さんは私の行動パターンを良く知っているわけです。
そんな不安を感じながら、仕事していると、不安であるがゆえに、集中力が落ちてしまい、イージーミスを連発していました。
頭の中は悩み事でイッパイ。当時はそんな状態でした。
まず、仕事はチャンとしないといけないと思いました。
別居になり、職場のお母さま方には気を遣わせてしまう存在となった訳ですから、仕事でこれ以上、迷惑はかけられない。
なので、少しでも、自分が抱えている不安を取り除くべきだと考えて、
自宅のカギを交換することにしました。
ネットでカギ交換検索をすると、割安そうなカギ屋さんを見つけたので、さっそく予約。
すると、カギ屋さんから電話が入り、自宅のカギの状況を確認されました。
自宅は、1階に2か所、2階に1か所、計3か所にカギが付いており、
シリンダーキーと言われる、簡単に開けられないようなカギの仕様となっているとのこと。
自宅訪問した上で、見積もりとなりました。
そして、カギ屋さん自宅訪問日。
ピンポーン!
久しぶりに聞く自宅のインターホン音。
自宅で一人暮らしとなってから、自宅には誰も来ないし、近寄れないお家だったので、インターホン音なんて鳴ることはなかったので、妙に驚いてしまう。
カギ屋さんが自宅に入室。自宅のカギを確認し始めた。
カギ屋さんは乗りの良さそうな若いお兄さん。
カギ屋さん、
「立派なお家ですね!築何年ですか?」
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「1年を過ぎたくらいですかね、、、、、」
カギ屋さん、
「注文住宅ですよね!3500万円から4000万円くらいに見えます。」
white
「、、、、、、、、いやぁ、、、まぁ、、、御想像にお任せしますよ、、、、」
カギ屋さん、
「カギなんですが、お見積もりとすると3か所で10万円というところです。防犯度が高いカギなのでこのくらいはしてしまいます。」
white
「それでOKです。早めに交換をお願いします。」
お話好きな、カギ屋さんと少し雑談をしながら、カギ屋さんの帰り間際にこんなことを聞いてみました。
white
「ちなみに、カギ交換依頼されるケースはどんな事情が多いんですか?」
カギ屋さん、
「男女関係です。お付き合いをしていた人にカギを渡したまま別れてしまうケースですかね。」
white
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、あっ、、、、、、そうでしたか、、、、、、、、、今日はどうもありがとうございました、、、、、、、」
会話終了、
チーン、

余計なことを聞いてしまい、自分で困るような場面を作ってしまい、自爆。
しかしながら、後日、カギ交換が終了し、自宅不在時の不安がなくなり、
カギ屋さんのお陰で、仕事に打ち込めるメンタルとなっていく。
が、しかし、
新築自宅にまつわるお困り事は、これだけでは終わらなかった。
続く。
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